消費者庁、日本サプリメント問題で調査に乗り出す方針固める

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消費者庁が入っている中央合同庁舎第４号館

　キューサイ（株）子会社の日本サプリメント（株）の特定保健用食品（トクホ）をめぐる問題を受けて、消費者庁が業界団体を通じて、トクホ商品の関与成分に関する調査に乗り出す方針を固めたことがきょう（27日）、健康情報ニュースの取材でわかった。

　日本サプリメントのトクホ商品では、関与成分が含まれていない、または成分含有量が規格値を満たしていないことが問題となった。消費者庁では、他社のトクホ商品についても同様の問題がないかどうかを確認する必要があると判断。業界団体を通じて、関与成分に関する調査を実施する考えを固めている。

　トクホ業界を対象とした調査は2014年にも行われ、一部のトクホ商品で表示が不適切だったと報告された。

【木村　祐作】

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