ライオンズクラブに恩返しを 子供たちに海外交流の素晴らしさを伝えたい
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第99回ライオンズクラブホスト委員会 渉外副委員長・宮家接遇委員長
(株)辛島組 代表取締役 辛島 幸司氏国際大会で、ホスト委員会渉外副委員長と宮家接遇委員長を務めた人物が、赤坂ライオンズクラブ所属の辛島幸司氏だ。「初めは実行委員会の役の1つをいただいておりましたが、どうしても仕事の都合上、会合などに出席することが適わず辞退していたところ、ホスト委員会の渉外副委員長としてお声をかけて頂きました。直接的な大会の運営にはほとんど関わっておりませんが、これまで活動してきたなかで海外メンバーとのご縁があり、多少渉外としての務めを果たせたようです」(辛島氏)。
昨年の11月、福岡赤坂ライオンズクラブは、マレーシアとシンガポールのクラブと姉妹クラブを提携した。「今年の4月28日から5月3日まで、MD308第54回年次大会に参加してきました(MD308:シンガポール・マレーシア・ブルネイ地区)。日本人として初めての参加だということで、大変な歓待を受けました。福岡国際大会のボールペンやチラシを大量に持参し、大いにPRして参りました」(辛島氏)。辛島氏は、国際大会で宮家接遇委員長としても活躍。三笠宮寬仁親王妃信子妃殿下に随行し、さまざまなプログラムを回った。また期間中、海外から来た多くのメンバーを連日もてなした。
辛島氏は、自身の父親が福岡赤坂ライオンズクラブのメンバーだったことから、児童青少年プログラムの「ユースキャンプ及び交換プログラム(Youth Camps Exchange)」(以下YCEプログラム)で16歳のときアメリカに渡った。YCEプログラムとは、青少年が他国の文化圏で生活体験をし、世界を新たな形で理解するための機会を提供するもの。母国の代表として自国の文化を伝達する一方、新しい文化を学んで受け入れることを奨励し、平和と国際理解を追及する青少年大使の道を開いているのだ。内容は、名所への訪問、スポーツイベント、ディスカッション、地元奉仕事業への参加などがある。
「姉妹クラブを通して、子供たちが海外へ行くお手伝いをしたいのです。私自身、少年時代に海外へ出たことで見聞が広がり、その後の人生に大きな影響を与えました」(辛島氏)。少年だった辛島氏は、2週間のライオンズ・ユースキャンプを体験し、多大な感銘を受けた。子供時代に海外へ行き、人種や文化の違いに直接触れることで豊かな感性を育む。この経験から辛島氏は、ライオンズクラブに恩返しがしたいと思うようになり、福岡赤坂ライオンズクラブへ入会。過去には337-A地区YCE委員長を務め、昨年11月に福岡赤坂レオクラブを立ち上げるなど、積極的に若手ライオンを育ててきた。辛島氏は、今後もライオンズクラブの活動を通して、子供たちに夢や希望を与えるYCEプログラムやレオクラブを支援したいとしている。
<COMPANY INFORMATION>
(株)辛島組
代 表:辛島 幸司
所在地:福岡市城南区別府6-22-5
TEL:092-831-2459
FAX:092-841-8514関連キーワード
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