ライオンズの恩恵は「人との繋がり」
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福岡城南ライオンズクラブ(337-A地区4R・2Z)会長 中村 政博 氏
福岡市に拠点を置く中村石材工業(株)は、1887年(明治20年)創業、老舗の建築石材工事業者。代表取締役社長の中村政博氏は、今期、福岡城南ライオンズクラブの会長を務めている。
「会社の税理顧問の方がライオンズメンバーだったご縁で、父の代わりに私が福岡舞鶴第一ライオンズクラブに入ることになりました。当時、27歳での入会は、非常に珍しかったことだと記憶しています」(中村氏)。バブル崩壊以前のライオンズクラブは、青年会議所(20歳から40歳までの青年経済人によって構成)などを経た人や、40歳を越えた経済人が入会する場であった。
「入会当時は、福岡に7、8クラブしかなく、1クラブに100名から200名のメンバーが所属していました。東京はすでに都市型のクラブになっていて、1クラブ20名から30名で構成されていました。そのうち福岡でもエクステンション(「ライオニズムの拡張」。新しいクラブを結成すること)の機運が高まり、福岡舞鶴第一から福岡赤坂にチャーターメンバーとして転籍。その後も、福岡リバティ、そして福岡城南へとエクステンションの度に転籍しました」(中村氏)。日本ライオンズ創立以来、社会奉仕の新しい同胞クラブを作ろうという動きは活発であったが、現在、新クラブの結成は希少なものとなっている。
「推薦でクラブの役員などに就いたとき、できる範囲のことはベストを尽くしますが、基本的に自ら進んで前に出たり、上に立ったりはしません。それぞれの価値観ですが、業界でも立場を守る、物事をわきまえる、ということを信条としています」と語る中村氏の言葉の端々から、謙虚な人柄がうかがえる。ライオンズ歴38年を振り返り、クラブの一員を続けて来た理由を「途中で辞めることが嫌いだから」、ライオンズの恩恵を「人との繋がりができたこと」とシンプルに答える態度そのままに、実直に堅実に福岡城南ライオンズクラブを率いている。
<COMPANY INFORMATION>
中村石材工業(株)
代 表:中村 政博
所在地:福岡市中央区天神3-15-24
URL:http://www.nakamurasekizai.jp/関連キーワード
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