園舎解体前に思い出作り～「ありがとうペイント」を実施

　3月21日、福岡県春日市下白水の「白水保育所」にて、園児らが参加する「ありがとうペイント」が行われた。これは同保育所が新校舎の完成に伴い、現園舎の解体が行われる前に40年以上の歴史を持ち、子どもたちの思い出がたくさん詰まった園舎に「ありがとう」と「さようなら」の気持ちを込めて、園児らが素手で壁にペイントを行うというもの。同所の保護者が企画立案し、地場塗料販売会社の（株）カンペハピオとホームセンター「グッデイ」を展開する（株）グッデイ、ダイヤモンド秀巧社印刷（株）、BBDO　J　WEST、広告制作アルカードの協力により実現した。

　この企画に参加したグッデイの広報担当者によると、当日は約100名の園児が慣れ親しんだ校舎の壁に素手で落書きをするという滅多にない機会を体験でき、大好評だったとのこと。園児の思い出作りに複数の企業が協力することは県内でも珍しい。

思い出の詰まった校舎を手で塗っていく

普段は怒られる行為だけに大変な盛り上がりを見せた

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