2024年11月26日( 火 )

女性は90歳まで到達するのは自然の成り行き

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 田舎のある高校で、同級喜寿の祝いが行われた。昭和15年生まれ(一部16年生まれ)の同級総数は330人、物故者は52名になる。参加者全員で永眠された方々に黙祷を行ったそうだ。存命者278名中、男127名、女性143名の内訳である。この同級生の男女1名ずつに聞いてみた。両方ともそれぞれ「いまから80歳までの3年間に一人減り二人減りしてくるであろう」と同級生との別れを覚悟はしたうえで、次のように語った。

 男性は「男の場合、80歳には100名は到達できると思う。80歳からが本格的なサバイバルとなる。85歳までには60人が残り、90歳までには到達できるのは40人程度かな」と見通しを立てる。そうなると男性平均寿命は83から84歳の間かな。女性からは元気な返事があった。「東京から帰ってきた人たちはみんな元気溌剌しているわ。そうね、80歳までに到達できそうな人は130人位かしら。女性の場合は85歳のハードルは問題ないと思う。要は90歳まで辿りつく数が問題、80人くらいは90歳まで寿命があると思うわ」という認識を持っている。90歳寿命も、あながち長寿の選民というわけではなくなったのだ。

 

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