『心』に寄り添い30年~節目を迎え、さらなる進化を
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(株)アートライフホールディングス(天国社グループ本社)
従来のイメージを脱却
福岡市内および近郊で5カ所の会館(福岡会館、姪浜会館、伊都会館、油山会館、春日会館)を展開し、葬祭および関連事業を展開する(株)アートライフホールディングス(天国社グループ本社)。総合葬祭「天国社」を中核に、地域密着型の葬祭業者としての高い知名度を誇っている。
2014年6月に、同社代表取締役社長に中井健雄氏が就任して以降は、これまでの葬儀・葬祭業のイメージ脱却を図るべく、新たなグループ構築の柱として15年6月に(株)アートライフホールディングスを設立。その傘下に、フューネラル事業の「天国社」と「(株)市民葬祭」、運送・レンタカー事業の「福岡リムジンサービス(株)」、不動産事業の「(株)アートエステート」、コンサルティング事業の「アートライフコンサルティング」、フラワー事業の「アートフラワー」、カフェ事業の「T’s Caffe」を据え、グループ体制を構築。顧客の感動を生む、新たなかたちのサービス提供を目指している。
葬儀に対しても、それまでの固定観念や常識にとらわれることなく、限られた時間のなかでもヒアリングを重視し、故人や遺族の意向に沿った新たなスタイルの葬儀を執り行っている。たとえば故人の人柄が偲ばれるような葬儀を演出するため、故人の好きだったステーキやビールなどを祭壇に供えたり、音楽の生演奏、ゴルフをモチーフにした棺や骨壷など、故人の趣味や嗜好に沿った葬儀を提案。従来の型にはまらない付加価値をつけた提案を行うことで、葬儀に対する暗いイメージを脱却し、同社へのファンを増やす取り組みに注力している。
また、霊柩車としてトヨタ「ヴェルファイア」を導入するほか、葬祭業から派生する各事業にも注力することで質の向上に努め、業界のパイオニアとしての挑戦を継続。そのほか、アビスパ福岡のスポンサーをはじめとしたスポーツ・文化への支援活動も行い、企業価値の向上にも努めている。
節目となる30周年
そんな同社だが、17年6月には葬祭業を開始して30周年の節目を迎える。周年事業として式典やゴルフコンペの開催を予定しており、これまでの感謝の気持ちも込めて、盛大に執り行う予定だ。また、その一環として、福岡会館の建て替えも計画している。同会館は、同社が葬祭業を始めた原点とも言える場所だが、そこを新しくすることで、今後のさらなる進化への新たな原点とする。
「30周年の節目を迎えますが、これからもお客さまに満足していただけるサービスを提供し、社員全員が常にお客さまを通じて“成長”できる企業を目指して挑戦をし続けてまいります」(中井社長)。従来の葬祭業の枠を超えた同社の今後の新たな価値創造に、ますますの期待が高まる。
【坂田 憲治】
<COMPANY INFORMATION>
代 表:中井 健雄
所在地:福岡市西区姪浜駅南2-20-25
設 立:1987年6月
資本金:2,000万円
TEL:092-883-4949
URL:http://www.tengokusya.co.jp/法人名
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