2024年12月23日( 月 )

車の燃費表示が変わる!カタログと実燃費のかい離是正へ

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 国土交通省自動車局環境政策課は4日、乗用車などの燃費表示に関して、試験方法を変更し表示項目に走行環境ごとの燃費が表示項目に加わることを発表した。これにより車の燃費表示が変わることとなる。今回の変更は、カタログなどに表示されている燃費と実際の燃費の間で最大4割、カタログの方が優れた数値が示されているケースがあるなどの指摘を受けてなされた。2018年10月から導入される新型車についてはWLTCモードでの燃費試験が義務化され、試験で得られた燃費に加え、「市街地」、「郊外」、「高速道路」といった走行環境ごとの燃費をカタログなどに表示することが義務化される。また、18年10月までであっても、WLTCモードで試験された車種についても同様に環境ごとの燃費の表示をしなくてはならない。

 WLTCモードとは、市街地モードや高速道路モードなどを平均的な使用時間配分で構成した国際的な試験法。WLTCモードに移行した場合、現在用いられている日本独自の試験法JC08モードと比べて同水準、または低い燃費となることが見込まれている。

 国土交通省は3つの走行モードごとの数値が表示されるようになるため、ユーザーそれぞれの走行環境に合った燃費が比較できるようになるとしている。

 

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