藤丸敏代議士の政治パーティーに潜入!「タワマン不倫」報道の影響は?
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古賀誠氏のご威光健在の盛況ぶり
21日、自民党・藤丸敏代議士(福岡7区)の政治団体「藤丸至誠会」は、福岡市内のホテルで政治資金パーティーを開催した。面積1,500㎡、立食形式で最大2,000人収容の宴会場は、集まった支援者らがすし詰めになるほどの盛況ぶり。本パーティーでは、藤丸氏に地盤を継いだ、自民党の岸田派(宏池会)名誉会長・古賀誠氏が講演。今年で喜寿を迎える古賀氏だが、パーティーを通して、その影響力がいまだ衰えを知らない様子がうかがえた。会費は1人2万円。
7月5日から6日かけて発生した九州北部豪雨。その被災地の混乱が収まらないなかでの開催となった今回、藤丸氏は、国政報告ではなく、被災地の状況報告を実施。被害の大きかった福岡県朝倉市、杷木地区の被害状況などを説明した。続いて登壇した古賀氏は、冒頭で「政治は、歴史の大河の流れのなかで、決して留まることを許されない」と語り、支持率が低下した安倍政権について、「宏池会は政治に奇策なし。しっかりと安倍政権を支え、国民の政治への信頼を取り戻す」との考えを述べた。
九州北部豪雨の最中に都内の愛人宅へ
講演後の懇親会で、支援者のもとを回った藤丸氏。一部の支援者との間で話題にあがったのは、本パーティーの開催当日(7月21日)に発売された週刊ポスト8月4日号で報じられた藤丸氏の不倫スキャンダルだった。同誌は、藤丸氏が、福岡県の筑後・筑豊地方に大雨特別警報が発令された7月5日の夜、東京都内のタワーマンションに住む愛人のもとを訪れていたところを写真付でスクープし、「タワマン不倫」として報じた。藤丸氏は、同誌の取材に対し、本妻とは別居状
態にあり、愛人とは本妻との別居後に知り合ったなどと説明しており、懇親会に参加した支援者に対し、事実関係を認め、「(ポストは自分の説明を)よく書いてくれていた」と話し、談笑していた。
藤丸氏の家庭事情をよく知る支援者は、今回のスキャンダルを有名税のようにとらえる向きもあった。しかしながら、地元が危機に瀕している状況で、のんきに愛人と過ごしている場合ではない。政治家としての危機管理能力に疑問符がつく行為と言わざるを得ない。そのことへの不信感を払拭するかのように、たどたどしい口調で九州北部豪雨の状況報告を行った藤丸氏だが、自身が秘書を務めていた師・古賀誠氏の「(政治は)決して留まることを許されない」という言葉は、どのように響いたのだろうか。
【山下 康太】
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