世界の注目を集める97歳にして元気溌剌のドクター中松こと中松義郎博士

 NetIB-Newsでは、「未来トレンド分析シリーズ」の連載でもお馴染みの国際政治経済学者の浜田和幸氏のメルマガ「浜田和幸の世界最新トレンドとビジネスチャンス」の記事を紹介する。
 今回は、3月6日付の記事を紹介する。

 日本でも世界でもアメリカとイスラエルによるイラン攻撃に振り回されているようです。何しろ、40年近くにわたってイランを率いてきた最高指導者のハメネイ師が家族や政権幹部と共に抹殺されたのですから。

 90歳に近いハメネイ師でしたが、進行がんを患っており、余命いくばくもない状態でした。イラン政府はハメネイ師の自然死を想定し、後継者の選任作業に取り組んでいたものです。トランプ大統領も、イスラエルのネタニヤフ首相も「鬼の首を取った」ように成果を誇っていますが、イランにとっては「織り込み済み」の話でした。既に後継者の選定はほぼ終わっている模様です。

 しかし、最有力と目されているハメネイ師の長男にせよ、アメリカとイスラエルの攻撃が継続している状況下では、新たな最高指導者が再び葬り去られる危険性があるため、当面は集団指導体制を維持し、温存する作戦に違いありません。

 そんなイランにとって、注目と尊敬に値するとみなされている日本人がいます。それがドクター中松に他なりません。1928年生まれですから、現在97歳です。数多くの発明を成し遂げ、「ノーベル賞受賞者で構成する選考委員会により選ばれるイグ・ノーベル賞」を日本人として初めて受賞しています。

発明 イメージ    42歳となった1970年から毎日「一食主義」を実践し始め、食事のたびに写真を撮り、血液を採取し、食事と健康の関係を分析するのです。1年365日、欠かさず続けています。その成果が35年目に認められ、「ノーベル賞受賞者が選ぶノーベル賞」の受賞につながったというわけです。

 何しろ独創性と行動力に満ちています。これまで東京都知事選に8回挑戦し、国政選挙にも9回挑んできました。独特のアイデア溢れる選挙活動で、毎回、話題の主の座では他を寄せ付けませんが、当選には至っていません。

 しかし、諦めないのがモットーです。3年後の都知事選挙にも必ず出馬すると息巻いているではありませんか。要は、100歳にして念願の都知事に就任することになるかもしれません。

 曰く「自分はみんなの役に立つために生きている。難しいとか厳しいとかいわれるような仕事にこそ生きがいを感じる。他人のために働くことが苦しいなどは感じたことがない。利他的な行動に対して喜びを感じるようにできているようだ」

 そんなドクター中松が今、一番憂えているのが日本の先行きとのこと。イラク戦争にもウクライナ戦争にも、ましてや近場の台湾有事に関しても、日本や世界の運命がかかっているにもかかわらず、本気で心配している政治家はいないと口を酸っぱくして語ります。

 そんなドクター中松の言動に注目しているのが他ならぬイランの指導者たち。なぜかと言えば、ドクター中松は「ミサイルUターン」技術を発明しているからです。敵が撃ってきたミサイルをUターンさせて、撃ってきた国に落とすことが可能になります。

 原理は簡単です。敵のミサイルが発射されると、偵察衛星で察知し、そのミサイルの飛行軌道や位置を割り出します。その上で、敵のミサイルが搭載している制御システムに対して、音波や電磁波、あるいは光や熱波、X線などの信号を送り、ミサイルの方向を180度回転させ、Uターンさせるというのです。ドクター中松によれば、理論も技術も証明されているとのこと。実際、日本の航空自衛隊の幕僚長も関心を寄せ、説明を求めてきたそうです。

 その上で、小池百合子元防衛大臣(現都知事)からは「ミサイルUターンに予算を付けます」とお墨付きを得たようですが、その後、国内の政局に振り回され、実用化に至っていません。

 そんなドクター中松の健康長寿の発想と戦争のあり方をガラリと変えるような技術力にイランの政府が注目しているわけです。今後の成り行きが大いに注目されます。


著者:浜田和幸
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