2024年12月25日( 水 )

9gatesの大名ビル、気になる用途変更後の行方

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

ガラス張りの壁面がモダンな印象を与えるシェアオフィス

 福岡市中央区大名2丁目に誕生したシェアオフィス「Co-work&Share.H」。東京から九州初進出を遂げた不動産コンサルティング会社の(株)ナインゲーツ(本社:東京都中央区、持田智之代表)の手がけた同ビルは、現在用途変更が計画されている。

 計画されているのは宿泊施設への変更だ。延面積1,205.13m2の全12室が予定されている。気になるのは、ビル全体をホテルや旅館として改装するのか、またはシェアオフィスの機能は残したまま、一部のフロアを簡易宿所(民泊)として改装するのかだ。
 まだ計画中の案件であり、ナインゲーツは「話せることはありません」としている。旅館業の営業許可申請受付窓口となる中央保健所衛生課環境係によると、現在のところ同社からの許可申請は出ていないとのこと。

 さまざまな手法で不動産に新たな価値を生み出してきた同社。はたしてシェアオフィスはどのような変化を遂げるのか――注目される。

【代 源太朗】

 

関連キーワード

関連記事