西鉄がオンワードから大名小跡地の隣地取得へ、再開発との関係は
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今月28日、(株)オンワード樫山・福岡支店(所在地:福岡市中央区大名2丁目)の土地・建物が西日本鉄道(株)(本社:福岡市中央区、倉富純男代表)に引き渡される予定だ。同地の面積は2,122.70m2で、建物の延床面積は13,147.74m2。譲渡価格は61億5,000万円。これにより、オンワード樫山の親会社であるオンワードホールディングスは、約36億円の譲渡益を見込む(帳簿価格は25億円)。
同社の固定資産の推移を見てみると、15年2月期の2,238億200万円から16年2月期は1,919億8,500万円、17年2月期には1,696億5,300万円と減少を続けており、資産の売却に積極的に動いている様子がうかがえる。
旧大名小跡地の再開発プロジェクトとの関連が気になるところだが、西鉄の担当者は「取得後は当分現状のまま使用いたします。また、当該物件(オンワード福岡支店)に関しては旧大名小跡地の再開発とは切り離して考えています。立地条件も良いので、今後さまざま選択肢を検討してまいります」と話している。
【代 源太朗】
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