2024年11月22日( 金 )

まちかど風景・筑紫野市 田畑が住宅に変わるベッドタウン

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 人口増加続くベッドタウン、福岡県筑紫野市。市制移行の1972年に4万人余りだった人口は10万を超え、今も増加は続いている。住宅需要は堅調で、新築工事が至るところで確認できる。JR二日市駅、西鉄朝倉街道駅周辺を歩いてみた。

 西鉄朝倉街道駅、JR天拝山駅からも徒歩10分のダブルアクセス。かつては畑だったところに、今アパートが2棟新築されている。施主は個人で施工はセキスイハイム九州(株)。両棟とも2階建てのファミリータイプ。7月初めに基礎工事が始まり、すでに外観が姿を現している。9月30日の竣工を予定している。

 上記アパート近くには戸建住宅の新築工事も進んでいる。施主は個人、施工は(株)BESS福岡西南。2013年に(株)長崎木材店の関連会社として、事業部が独立し、設立されている。BESSといえば、ログハウスや木を生かした住宅で知られる。東京・代官山をはじめ全国各地に展示場を持ち、知名度も高い。こちらは7月末に確認申請が済み、基礎工事の最中だ。住宅地の一角なので、ログハウスとはいかないだろう。周辺住宅と調和した木の家が生まれるだろう。

 針摺交差点から国道3号線を約1キロ博多方面に向かうと、(株)よかタウンの開発エリアがある。場所は石崎3丁目。駅からは遠く、徒歩圏内とは言えないが、車でのアクセスは良好。ここでも、かつて田畑だった場所が宅地造成され、住宅地に生まれ変わろうとしている。3号線から見下ろすと、戸建用地がおよそ10区画見える。すでに2区画は注文住宅の新築が始まっており、来年早々には新世帯の新居となる予定だ。残りの売れ行きが、周辺の戸建需要の参考となるだろう。なお、ここから数百メートル3号線を北上すれば、よかタウン筑紫野店およびショールームがある。

【東城 洋平】

 

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