2024年11月21日( 木 )

まちかど風景・薬院浄水 巨大プロジェクトの今

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 福岡市中央区薬院4丁目、九電所有だった「九州エネルギー館」跡地で大型マンションの建設が進んでいる。積水ハウス(株)、三菱地所レジデンス(株)、福岡商事(株)、西部ガス興商(株)の4社が進めている「グランドメゾン浄水ガーデンシティプロジェクト」だ。

 同計画の一部「フォレストゲート」は3つの住居棟からなり、A棟はすでに竣工し、入居済み。現在、B棟、C棟の建設が進んでいる。

 B棟は物件名称「グランドメゾン浄水ガーデンシティ フォレストゲートⅡ」で、総戸数は127戸、鉄筋コンクリート造の地上17階建。竣工は2017年12月、入居は2018年1月を予定している。
 同じくC棟は物件名称「グランドメゾン浄水ガーデンシティ フォレストゲートⅢ」。総戸数は159戸、鉄筋コンクリート造の地上21階建。竣工は2018年12月、入居は2019年初めとなっている。

 3棟とも設計・監理は清水建設・手島建築設計事務所JV、施工は清水建設(株)。
最も戸数の多いC棟の全体像はまだ見えてこないが、フォレストゲート3棟の施工だけでいえば、まもなく折り返し地点を迎える頃だろう。この後、九電記念体育館についてはアイランドシティに移設された後に建て替えらえる。

 数年後には、この一帯の人の流れは大きく変わる。地下鉄七隈線「薬院大通駅」から徒歩圏内で通勤には支障はないが、浄水通りの道幅がやや狭く、交通渋滞は気になるところだ。

【東城 洋平】

 

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