【2017衆院選・福岡】「小池新党は完全に未知数」福岡1区・山本氏
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29日午前中に行われた民進党福岡県連の臨時常任幹事会で、来たる衆院選では県連全体で希望の党への公認を申請することが決定した。各区の立候補予定者の声を聞いた。
福岡1区 山本 剛正 氏
――合流により戦況はどのように変わっていくと思われますか?
山本 まったくわかりません。(もともとは)都議選での話だったので、九州で小池新党の風を感じた方はいらっしゃらないのではないかと思います。(希望の党は)完全に未知数だし、掴めるか掴めないかは私自身の訴えにかかっているだろうな、と思います。
――変化は感じていますか。
山本 変化は感じています。いい変化になるのか悪い変化になるのかは、自分自身にかかっていると思います。
――選挙で訴えていく内容は変化するのか?
山本 いや、私が今まで訴えてきたものを、そのまま訴えていきます。党が変わったとしても、自分自身は変わることはありません。
――小池新党は、憲法改正を問うていますが?
山本 変えるべきものは変えるべきと考えています。ただ国民的な議論がまったくなされていなく、進んでいないなかでのいきなりの改正は少々無理があるのではないのでしょうか。自民党のなかでさえそんな意見があるようですから、選挙が終わってから議論を促す努力をしていきます。
ただ私の主張である国民主権、基本的人権の尊重、平和主義はこれからも不変です。――9条についてもそのままでいいとお考えでしょうか。
山本 自衛隊の問題は今の憲法には無理があるので、これから議論しなければなりません。憲法9条第1項の「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」は非常に重要なものです。ただ表現は変えることも必要なことかもしれません。
【総選挙取材班】
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