【2017衆院選・福岡】「6区の思いをここで終わらせるわけにはいかない」~新井ふみ子氏
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民進党福岡県連の臨時常任幹事会後、新井ふみこ氏(民進党・福岡6区総支部長・元公認予定候補。9月28日に民進党はすべての公認予定を取り消した)は、取材に答えて以下のように語った。
――希望の党からは公認が出なかったが、無所属で出馬するのか。
新井 まずは6区の幹事会に持ち帰って、どういう戦いをするのか考えます。
――いつ公認漏れを聞いたのか。
新井 くわしくは言えないが、本日正式に聞いた。
――今後どうするかはこれから決める?
新井 そうですね。どのような戦いの枠組みを作るかはこれから。煮詰めていきます。少なくとも不出馬はないというのが、私の意向。
――公認が出なかった理由をどう考えているか。
新井 詳しいことはわかりません。希望の党としてはいらないということでしょうね。
――公認漏れした理由がないのは、なぜ?
新井 (希望の党に)説明責任はあると思う。
――今日は同時に、公認された方の発表もあったのか。
新井 はい。ありました。
――線引きが今日決まったと?
新井 はい。そうですね。
――追加の公認ももうないのでしょうか。
新井 ないと思います。これが調整した結果ですから。
――緒方代表や県連から今後についてのアドバイスはあったのか。
新井 特にありません。これからあるかもしれませんが、今日の時点では確認ということだけ。私自身のことについてはお答えしますが、県連についてはこれ以上言えません。
――枝野新政党への合流の可能性は?
新井 その気持ちはない。その党に興味がないというわけではないが、今はむしろ6区の思いをここで終わらせるわけにはいかない。無所属で出る可能性もありますし、それはこれから。
――今の心境は?
新井 すがすがしい気持ちです。私の意志で希望の党に行くというわけでは全くない。離党届の件についても、満場一致で決まったことなので、従うしかない。そのあと、いろんなことが後から出てきました。憲法改正やいろんな条件を飲まないと、ダメだとか、私は何も聞いていなかった。後出しですよね。大阪で公認候補として頑張っていた仲間も、(希望の党と日本維新の会との協力関係表明のため)自動的に……。どんどん後出しで条件が加わってきた。政治はハートだから、そういった部分が揺らいでいるところと一緒にはできない。昨日は事務所開きだったが、支援者の応援を聞きながらも心に曇りがあった。これで戦えるのか?と。
その後のスポット街宣でも、マイクを握る手に力が入らなかった。これでいいのかという思いがずっとあった。今回の結果を聞いて、朝の街宣では、心に一点の曇りもなく同じ主張ができる。だからすがすがしい気持ちなんです。
――改めて、県連民進党に言いたいことは?
新井 特にない。福岡県連を信頼しています。(記者に向けて)皆さん、そんな悲壮な顔をしないで。私はすがすがしいんですから。
【総選挙取材班】
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