2024年12月23日( 月 )

【2017衆院選・福岡】「6区の思いをここで終わらせるわけにはいかない」~新井ふみ子氏

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 民進党福岡県連の臨時常任幹事会後、新井ふみこ氏(民進党・福岡6区総支部長・元公認予定候補。9月28日に民進党はすべての公認予定を取り消した)は、取材に答えて以下のように語った。

 ――希望の党からは公認が出なかったが、無所属で出馬するのか。

新井 ふみこ 氏

 新井 まずは6区の幹事会に持ち帰って、どういう戦いをするのか考えます。

  ――いつ公認漏れを聞いたのか。

 新井 くわしくは言えないが、本日正式に聞いた。

  ――今後どうするかはこれから決める?

 新井 そうですね。どのような戦いの枠組みを作るかはこれから。煮詰めていきます。少なくとも不出馬はないというのが、私の意向。

  ――公認が出なかった理由をどう考えているか。

 新井 詳しいことはわかりません。希望の党としてはいらないということでしょうね。

  ――公認漏れした理由がないのは、なぜ?

 新井 (希望の党に)説明責任はあると思う。

  ――今日は同時に、公認された方の発表もあったのか。

 新井 はい。ありました。

  ――線引きが今日決まったと?

 新井 はい。そうですね。

  ――追加の公認ももうないのでしょうか。

 新井 ないと思います。これが調整した結果ですから。

  ――緒方代表や県連から今後についてのアドバイスはあったのか。

 新井 特にありません。これからあるかもしれませんが、今日の時点では確認ということだけ。私自身のことについてはお答えしますが、県連についてはこれ以上言えません。

  ――枝野新政党への合流の可能性は?

 新井 その気持ちはない。その党に興味がないというわけではないが、今はむしろ6区の思いをここで終わらせるわけにはいかない。無所属で出る可能性もありますし、それはこれから。

  ――今の心境は?

 新井 すがすがしい気持ちです。私の意志で希望の党に行くというわけでは全くない。離党届の件についても、満場一致で決まったことなので、従うしかない。そのあと、いろんなことが後から出てきました。憲法改正やいろんな条件を飲まないと、ダメだとか、私は何も聞いていなかった。後出しですよね。大阪で公認候補として頑張っていた仲間も、(希望の党と日本維新の会との協力関係表明のため)自動的に……。どんどん後出しで条件が加わってきた。政治はハートだから、そういった部分が揺らいでいるところと一緒にはできない。昨日は事務所開きだったが、支援者の応援を聞きながらも心に曇りがあった。これで戦えるのか?と。

  その後のスポット街宣でも、マイクを握る手に力が入らなかった。これでいいのかという思いがずっとあった。今回の結果を聞いて、朝の街宣では、心に一点の曇りもなく同じ主張ができる。だからすがすがしい気持ちなんです。

  ――改めて、県連民進党に言いたいことは?

 新井 特にない。福岡県連を信頼しています。(記者に向けて)皆さん、そんな悲壮な顔をしないで。私はすがすがしいんですから。

【総選挙取材班】

 

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