【2017衆院選・福岡】立憲民主と共産、選挙協力の結論先送り~福岡3区で調整難航
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博多区の日本共産党福岡県委員会で午前9時半ごろから続いていた会議が、午後3時ごろ終わった。総選挙での立憲民主党との選挙協力について、話し合いがもたれていたとみられる。会議後に行われた選挙事務所びらきには、福岡10区と9区で小選挙区に立ち、比例代表九州・沖縄ブロックで重複立候補する田村貴昭氏と真島省三氏が登壇。現有議席の大幅増に向けた決意を語ったほか、共産党から県内の小選挙区で立候補予定の7人(1人欠席)も紹介された。
事務所びらき後に、NetIB-News総選挙取材班の単独インタビューに答えた同委員会の内田裕書記長によると、小選挙区における立憲民主との選挙協力についてはまだ結論が出ておらず、明日以降も同党との「ぎりぎりの調整」(内田書記長)が続くという。小選挙区の立候補予定者については、立憲民主との今後の調整で「取り下げる」選択肢もあると話す。
内田書記長は、選挙協力の焦点となっているのは「(福岡)3区」と明言。共産党中央委員会は選挙協力の条件として、政策合意を前提に選挙後の基本方針に合意することなどを挙げており、立憲民主から3区で立候補予定の山内康一氏が合意に難色を示している可能性もある。同じく福岡1区・立憲民主の山本剛正氏については、選挙協力について言及を避けた。
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