【2017衆院選・福岡】猪木氏、自民・宮内秀樹氏の応援に駆けつける~福岡4区
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「元気があれば何でもできる!元気があれば選挙の応援もできる」――福岡県新宮町のJR新宮中央駅前にある沖田中央公園で7日、福岡4区で自民党から出馬する前衆議院議員の宮内秀樹氏の応援に、参議院議員のアントニオ猪木氏が駆けつけた。
冒頭の街頭演説で宮内氏は、「今回の解散総選挙は、まさに政権選択の選挙です。この国の政治の行く末を、方向性を決める重要な選挙です」と切り出したうえで、安倍政権による政策の成果や4年10カ月におよぶ自身の政治活動についてアピール。「政権に関しては、さまざまな意見があることも承知しております。しかしながら、やっぱり自民党が、自民・公明の政権がこの国を引っ張っていくということを、私は堂々と選挙戦で訴えてまいりたい」と、集まった聴衆に訴えかけた。
また、「責任のある政治をしていかなければいけません。昨日、おとといでブームのようなものをメディアでつくってできたようなグループが、政党が、日本の国を引っ張れるような、そんな甘いものではないと私は思っています」と、希望の党や立憲民主党などの他党への牽制をうかがわせる発言を行った後、最後は「1つひとつの政策を地道に、丁寧に訴えてまいりたいと思います。皆さま方には背中から押していただきたいと思います。よろしくお願いいたします」と締めくくった。その後、「イノキ!ボンバイエ!」のお馴染みのテーマ曲に乗って、アントニオ猪木氏が登場。開口一番、「元気ですか~~ッ!!?元気があれば何でもできる!元気があれば選挙の応援もできる」とお決まりのセリフを発すると、辺りは歓声に包まれた。
応援演説で猪木氏は、自身の過去のスキャンダルやイラクの人質解放での奮闘ぶりについて、ユーモアを交えながら話した後、「国会のなかでバカをやる。バカといっても、本当にバカでは困りますので。『バカになれ、とことんバカになれ。恥をかけ、とことん恥をかけ。かいてかいて恥かけば、本当の自分が見えてくる』」「とにかく、元気を!ということで今日はやってまいりました。私は、難しい話は抜きにしますが、とにかく日本人がもう一度元気になりますように」などと、得意の猪木節を炸裂させた。
また、北朝鮮問題などにも触れ、「一番大事なのは、できるだけ早く話し合いができること。とにかく平和が大事」などと持論を語ったうえで、最後に「大事なのはブレないこと。背骨が歪んでくるといろいろなところに痛みが出てきてしまう。背骨がブレないような政治を、これから目指して頑張っていただきたい」と結んだ。そして応援演説後には、宮内氏に対してお馴染みの“闘魂注入”のビンタを行い、最後には集まった聴衆とともに「1、2、3、ダー!」と、自身の代名詞的なパフォーマンスで締めくくった。
【総選挙取材班】
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