
福島 瑞穂 氏
「がんこに平和、元気に福祉」――博多駅頭に、おなじみのフレーズが響く。社民党・福島瑞穂副党首が、九州遊説のスタート地点に選んだのは福岡だった。ちょうど小雨がパラつきはじめたあいにくの空模様ながら、福島氏は意気軒高。
「非正規雇用ばかりが増え、正規雇用は減った。学生は借金をしながら大学に通っている。雇用が悪化し、壊れてしまっているのは自然現象のせいではありません!人間をボロ雑巾のように扱っていたら、いつか死んでしまいますよ!」
「税金の取り方、税金の使い方を変えたい。そして憲法9条を守るために、1票、1議席を社民党にお願いします!自民・公明・希望・維新は必ず改憲の発議をする。マスコミは三極に分かれたといっていますが、違います。憲法を守るか壊すかの二極です!」
歯切れよく、あえて難しい言葉を使わない演説スタイルに、道行く人々もしばし足を止めて聞き入っていた。社民党は福岡11区に竹内信昭氏が立候補し、比例では照屋寛徳氏(沖縄2区)ら5名が選挙区との重複で名簿に登録されている。
【深水 央】
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