2024年12月23日( 月 )

【2017衆院選・福岡2区】自民も認めた最激戦区・福岡2区に片山さつき氏登場

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 「最も厳しい、日本で最も激しい戦いを繰り広げている福岡2区です!」
 自民党の選挙カー上から声が飛ぶ。福岡市天神・天神ツインビル前には、今回の選挙だけでも立憲民主党枝野幸男代表、希望の党小池百合子代表、社民党福島瑞穂副党首ら、各党が代表クラスを投入し、福岡市内では博多駅博多口前広場と並ぶ「街頭演説のメッカ」だ。

 19日昼、ここに姿を現したのは片山さつき参院議員。自民党・鬼木誠氏の応援のため、同党の自見はな子参院議員ら女性議員とともに、選挙カーに上がった。

 「鬼木候補に必ず勝ってもらうために、安倍総理、二階幹事長から『福岡に行ってこい』と言われてやってまいりました!」と演説をスタートした片山氏。「いま、日本を取り巻く状況は非常に厳しい。北朝鮮の挑発に対して、日米同盟でグローバルプレッシャーをかけていかなければいけない。そのために、自公政権に信任をいただきたい」と、緊迫する北朝鮮情勢に対処するために自公安定政権が必要であると訴えた。また、景気対策・経済政策については「野党にはまともな経済政策はない」と喝破。「支出を減らし、収入を増やさずに費目を並べ替えるだけで予算が生まれるようなことはあり得ない。経済規模を大きくして、景気を良くしていく。財源を示しているのは、責任政党である自民党だけ」と述べた。
 さらに片山氏は、「希望の先には、灯りはありません。実体のない政党に惑わされないでください」と希望の党への皮肉をにじませた。

 自民党にとっては「最重点区」となった福岡2区。「福岡の小選挙区で全勝」を掲げる自民党としては、さらなる大物を投入する可能性は十分だ。

【深水 央】

 

関連キーワード

関連記事