2024年11月22日( 金 )

【2017衆院選・福岡7区】「安倍政権にNoの審判を」希望・原氏が大牟田駅前で訴え

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 22日の投開票まであと3日となった19日。希望の党・原圭助氏(福岡7区)は小雨の中、選挙区内を走りまわった。「安倍首相の政治、みなさんこれでいいんでしょうか?アベノミクスの恩恵はありませんでした。この大牟田もまったくありません」などと現政権の経済政策を批判。「安倍政権にNoの審判を下すために力を貸してほしい」と訴えた。
原氏はこの日、三池地区公民館、ミスターマックス大牟田店前での遊説などを行い、夕方は大牟田駅前で辻立ちを敢行した。駅へ向かう通行人一人ひとりにおじぎをし、握手を求めた。

 福岡市出身の原氏は民進党から公認を受けて福岡7区からの出馬を予定していたが、公示直前に希望の党公認となった新人。今年6月末に大牟田市に引っ越したばかりだ。以来3カ月半、福岡県南の大牟田市、みやま市、八女市などをくまなく回り、名前を売ってきた。
 しかし、古賀誠氏が作り上げた自民党の基盤は大変強固であり、それを継承した現職の藤丸聡氏は強敵である。そのため原氏は解散前より市内で辻立ちを積極的に行った。

街頭で懸命に手を振りおじぎする原圭助氏

 希望の党の立ち上げと「排除」から始まった一連の騒動で、当初の追い風の期待から逆風が吹き荒れる事態に直面することになった原氏。夕方の辻立ちの際には時折、通行人から「がんばれよ」「応援しとるけんね」と励ましの声も聞かれるなど、地道な活動の成果は出つつあるようだ。

 しかし、原陣営は、「時間が足りない」と焦りを隠せない。演説のなかでは「国民の生活が第一」というどこかで聞き覚えのあるフレーズがでてきた。「民進党、民主党の政策を希 望の党で実現していきたい」。暮らしを向上させ、みなさんの声を国政に届けたい、と声高に訴えた。

【総選挙取材班】

 

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