【2017衆院選・長崎1区】地元の支持厚く、西岡秀子氏(希望 新・53)が初当選確実
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祖父の代からの地盤を継承
22日投開票の衆院選、長崎1区で、希望の党公認の新人・西岡秀子氏(53)の初当選が確実となった。西岡氏は、参院議長を務めた亡父・西岡武夫氏の後援会組織を引き継ぎ、無党派層に支持を拡大しつつ、自民党公認の前職・冨岡勉氏を猛追。今回の選挙を「大義のない解散」とし、国政の重要課題が議論不足との視点から、「安部一強政治」の打破を掲げた。また、女性の国会議員が1人もいない長崎県で、介護、子育て、年金医療、地域コミュニティなどの課題に取り組むには女性の視点が必要と有権者に訴え続けた。
西岡氏を支えたのは、長崎県知事を務めた祖父・西岡竹次郎氏の時代から続いている「西岡党」と呼ばれる党の垣根を越えた支持層だ。武夫氏の亡き後、初めて国政を志した昨年7月の参院選では、自民・金子原二郎氏におよばなかったが、長崎市では、金子を約2万票上回る結果に。今回の衆院選では、14年7月の衆院選で自民・冨岡氏に僅差でやぶれた民進党前職・高木義明氏の後を継ぎ、同氏の支援も受けつつ、選挙戦を展開し、初当選へとつなげた。
【山下 康太】
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