2024年11月22日( 金 )

【2017衆院選・福岡1区】山本剛正氏(立憲元・45)落選 大魔神・佐々木氏の激励もおよばず

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山本 剛正 氏

 福岡1区は自民党から立候補した井上貴博氏(55・自民前)が97,777票を獲得し、当選となった。井上氏に次ぐ51,063票を獲得した山本剛正氏(45・立憲元)は比例での復活に賭けていたがおよばず、落選となった。

 山本氏は当初、希望の党からの出馬を予定していたが、党側から8区への国替えを打診され、これを拒否。その後立ち上がった立憲民主党から出馬した。選挙期間中は草の根運動で精力的に選挙区をまわり、親交のある元プロ野球選手で解説者の佐々木主浩氏も激励に駆け付けたという。支援者によれば、「厳しい戦いになるとは予想していた。後半の立憲民主党の盛り上がりで追い風になるかと思ったが、残念」と話した。

 昨日の開票日はテレビの選挙特番に出演中に井上氏の当選確定となった。出演後、事務所に戻り「力不足だった。しかし混乱した選挙戦で最終日まで戦えたのは支援者の皆様のおかげ。今の政治に怒りを持っている多くの人に出会うことができた。安倍一強政治に歯止めをかける思いをこれまで以上に強くして支援者と共に歩みたい」と悔しさを滲ませながら、敗戦の弁を述べた。

【総選挙取材班】

 

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