2024年12月22日( 日 )

ロイヤルHD中期経営計画、売上高1,500億円を目指す

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 ロイヤルホールディングス(株)(本社:福岡市博多区、黒須康宏代表)はこのほど、2020年度を最終年度とする中期経営計画「Beyond 2020」を策定したと発表した。この計画の目標は、20年度に売上高1,500億円、経常利益75億円、経常利益率5.0%、ROA7.0%、ROE8.0%(いずれも連結)としている。

 同社はこの中期経営計画を目標の達成に向けた「生産性の向上」と、「次の10年を見据えた“成長の種まき”」と位置づける。20年以降も継続・進行すると考えられる少子高齢化や労働力不足、原材料の高騰といった環境変化に対応するため、次の10年を見据えた研究開発や市場開拓、働き方改革、他社との協調など、持続的成長に向けた積極的な取り組みを行うとしている。

 事業ごとのミッションも設定。ロイヤルホストは、従来型ファミリーレストランからランチとディナーに特化したホスピタリティレストランへの進化を目指す。てんやは、既存店の安定成長と国内FC、海外ビジネスの積極展開。そのほかの外食チェーンや専門店は、既存業態の選択と集中、ミドルサイズチェーン化を進める。機内食事業は、適応力のあるビジネスモデルの構築と機内食の総合コーディネート。ホテル事業は、安定的な新規出店を継続する。

【犬童 範亮】

 

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