2024年12月12日( 木 )

太宰府市長選告示、新人2人の一騎打ちへ

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 芦刈茂前市長の失職に伴う太宰府市長選が21日告示され、新人2人による28日までの選挙戦が始まった。立候補したのは届け出順に、前市教育長木村甚治氏(64)、元衆議院議員の楠田大蔵氏(42)の2人(いずれも無所属・新人)。

 「オール太宰府」を掲げ、自民・公明党の推薦を受け選挙戦を展開する木村氏。対して、「しがらみのない発想力」で衆議院議員3期、防衛政務官を務めた実績をもとに市民派として戦う楠田氏。
 21日朝、出陣式を行った両候補は、早速市内を回り有権者に支持を訴えた。今回の選挙は、前市長による副市長解職や、中学校完全給食の実施などをめぐり議会と対立。前市長は2度の不信任決議を受け失職するなど市政は混乱を極めており、どう立直すかが争点となっている。

 同市の有権者5万8,966人(1月20日現在)はどちらの候補に票を投じるのか。28日の投開票まで一週間、熱い選挙戦が始まった。

木村 甚治 氏

楠田 大蔵 氏

【道山 憲一】

 

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