2024年12月24日( 火 )

財務省の皆さま!!自分の命は自分で守る~森友学園疑惑

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森友問題で財務省職員3名が犠牲に

 財務省および国家公務員の皆さま!!結論から提起しましょう。自分の命は自分で守ることです。いざとなると誰も貴方を守ってくれません。違法行為=公文書改ざんなどは貴方の国家公務員の良識から勘案して拒否しましょう。拒否しないと現在、判明しているだけでも財務省職員の自殺2名、自殺未遂1名と同様に巻き込まれますよ。

 彼らはたまたま、やむをえずに森友学園文書の書き換え担当役に就いただけです。上司から「書き換えろ!!神からの指示だ」と命令を受けても納得できませんでした。「これは犯罪行為ではないか!!」と自問自答し、苦悶状態に陥ったと推測します。事が公になり事件へ発展する局面となった段階で「これは大事になった。命令に逆らうべきであった」と良心の呵責に悩まされ、己の命を自ら断つ行動を選択したのです。

 汚職・疑獄などの犠牲者がいつも下級職員であるのは周知のことであります。皆さま、これは他人事ではありません。必ず貴方も巻き込まれる可能性はありますよ。その瀬戸際に立たされた際にはどうしますか。決断の根拠は国家公務員の良識に頼ることしかありません。上司に迎合していたら命がいくらあっても足らないでしょう。

哀憫の情の欠片も湧かない安倍首相夫婦

 安倍首相夫婦には、財務省職員3名の自殺・自殺未遂に関して哀憫の情の欠片も湧いていません。なぜなら自分たち夫婦の命令が原因だという認識がまるでないからです。安倍首相は政治家系3代目にあたり、昭恵夫人は財閥の娘であります。後生大事に育てられてきました。「周囲が何でもしてくれる。責任追及を受けたことがない。誰かが庇ってくれる」環境で育ってきた夫婦は、他人さまの傷みを感じ取る感性はゼロであります。

 今回の森友学園公文書改ざん事件の真相は至ってシンプル。昭恵夫人が親しく付き合ってきた籠池夫婦の気持ちを汲んで「森友学園に学校建設をしてやろう」と思い立ったことが発端です。このことは安倍首相夫婦で確認しあったことでしょう。問題になるのはここからです。超側近たちが想いを感じ取って“忖度”したのであります。

 安倍首相に「覚え目出度し存在」になろうという魂胆で走り回りだしたのでしょう。内閣府という権力を背景に、森友学園に配慮するよう関係機関に命令を発していったのです。下に下るほど忖度でなく命令化していきました。そして、この問題が表面化し、ついには文書の書き換えに至った。この暴挙に加担し、耐えられなくなった方々が自殺の道を選択したのです。災いの元であるトップの安倍首相夫婦には、「なぜ、自殺してしまったのか?」という問いかけも生まれません。

 財務省、国家公務員の方々はこの非情な経緯を理解していただきたいのです。

ただ、ひとこと「これは命令であった」と

 佐川宣寿氏の国税庁長官への栄転は、森友学園事件の発展を封殺した功労によるものでありました。ところが形勢が悪くなると佐川氏が事件の極悪人に仕立てられてしまったのです。籠池夫婦は6カ月間、未決状態で拘置所に収監されています。佐川氏も近々、逮捕される運命が待ち構えていることは覚悟されているようです。ここは自己防衛のため、犠牲になった3名の同僚のため「私は命令を受けて粛々と任務遂行しただけである。命令者は~である」と発言していただければ局面は大きく打開されるでしょう。佐川氏本人も助かります。

 

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