2024年10月09日( 水 )

西鉄、九州最大のシニアマンション「サンカルナ久留米」4月着工

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 西日本鉄道(株)は22日、新たなシニアマンション「サンカルナ久留米」(居室数306室)を福岡県久留米市に建設すると発表した。九州の高齢者向け住宅や施設としては、最大規模となる。

 「サンカルナ久留米」は地上14階建、延床面積2万5,534.50m2で、一般居室272室、介護居室34室。共用部では、ゆったりとくつろげる源泉かけ流しの温泉のほか、緑豊かで広大なコミュニティガーデンや中庭、久留米市内を一望できる展望ラウンジ、ホテルのようなエントランスホールやレストランなどを備える。
 また、九州で初めてIoT(モノのインターネット)技術を活用した健康管理サービス「FAIT(ファイト)」を導入。専用機器により入居者の日常的な睡眠時間や歩行数などを記録し、定期的に行う体力・認知機能測定のデータと併せて、健康維持や認知症予防のアドバイスなど、入居者の健康管理サービスも行う。そのほか地元大学や病院などの地域と連携したサービスなども提供。一般居室の平均的な料金は、入居一時金が約2,400万円、管理費と食費を含めた月額費用は約13万円となる。
 今年4月に着工し、入居開始は2020年7月を予定。投資総額は約68億円。

 同社のシニアマンション事業は、「サンカルナ」と「サンカルナ テラス」の2つのブランドで、福岡県内に現在6施設・759室を展開しており、今後も年に1棟程度は新設していきたい考え。

<概要>
シニアマンション「サンカルナ久留米」
所在地:福岡県久留米市津福本町字東今畑198番外
施設類型:住宅型有料老人ホーム
権利形態:利用権方式
入居条件:入居時に原則「満65歳以上」で、自立生活が可能な方
建物構造:鉄筋コンクリート造、地上14階建て
居室数:一般居室272室、介護居室34室
事業主体:西日本鉄道(株)
運営主体:西鉄ケアサービス(株)

 

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