日本ボクシング界の「レジェンド」が、ストーカー容疑で逮捕【宮崎市】

湯場容疑者のブログに掲載されている、自身の写真

　ボクシング界の「レジェンド」に何が起きたのか。

　宮崎県警宮崎北警察署は27日午前8時ごろ、元プロボクサーの湯場忠志容疑者（41）をストーカー規制法違反の疑いで逮捕した。逮捕容疑は、元交際相手の20代女性に対するつきまとい行為など。湯場容疑者は、今月14日から23日にかけて3回卑わいな画像を送り、さらに40回以上にわたって「絶対つぶしてやる」などと書かれたメールを送っていた。湯場容疑者は「まちがいない」と容疑を認めている。
　20日に被害者からの相談を受けた宮崎北署が捜査を進めていた。同署によると県内では近年、DV被害やストーカー被害の相談が増えているという。

　湯場容疑者は宮崎県出身の元プロボクサーで、2013年に日本ボクシング史上初の5階級制覇（ライト級―ミドル級）を達成。ボクシングファンからは「レジェンド」と呼ばれていた。引退後は、宮崎市内でスポーツジムを経営していた。