【倒産】(株)ホクシンメディカル(神戸市東灘区) 医療機器卸

破産手続開始決定
負債総額約100億円

 (株)ホクシンメディカルは3月10日、神戸地裁より破産手続開始決定を受けた。

 申立代理人は岡本大毅弁護士(法律事務所あかつき、東京都中央区銀座3-13-19、電話03-6281-5715)。

 破産管財人には幸寺覚弁護士((弁)東町法律事務所、神戸市中央区京町80、電話078-392-3100)。

 同社は1986年10月に創業、87年7月に法人改組された医療機器卸業者。心臓外科や循環器、整形外科向けの医療機器を主体に扱い、カテーテル、心臓ペースメーカー、人工心肺装置、人工心臓弁などの医療機器や医療消耗品の販売を手がけていた。官公庁、大学病院、医療機関などに販路を構築し、全国に拠点を設置して営業網を拡大。2004年3月期には売上高100億円を突破した。

 21年3月期には売上高379億3,618万円を計上するなど業容を拡大していたが、子会社清算にともなう損失の計上などもあり、最終損益は2,422万円の赤字に転落。さらに24年3月に創業者の代表が急死し、社内体制が混乱。支払遅延が散発するなど信用不安が急速に拡大した。従業員の退職も相次ぎ、24年4月には決済不調が発生して実質的に事業停止状態に陥った。

 昨年10月に債権者から破産を申し立てられ、12月には神戸地裁から保全管理命令を受けていた。

 負債総額は債権者約270名に対し約100億円が見込まれている。


業 種:医療機器卸
所在地:神戸市東灘区向洋町中6-9
設 立:1987年7月
資本金:9,000万円

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