2024年12月22日( 日 )

福岡は天国か地獄か

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1.バイクひったくり横行

 福岡都市圏では昨年12月以降、バイクによるひったくりが横行している。被害件数は51件に達する。これまでの例からみても、ひったくり犯の多くは若者たちだ。しかし札付きの若者たちが増加しているとはいえない。若い犯罪者たちは捕まるか捕まらないかのゲーム感覚でバイクによるひったくりに奔走しているのだ。根本的解決は逮捕・摘発しかない。

2.またまた財布が戻る

 2日夜、中洲5丁目にある焼鳥屋で支払する際、財布がないことに気づいた。「あー、12時過ぎにリバレイン地下2階にある天国のトイレに置いてきたんだ」と思いだした。(※筆者は過去3回、このトイレに財布を置き忘れたが、すべて戻ってきた)
 早速、中洲交番に直行。「財布の中の現金は1万8,000円位だと思います」と忘れ物届けの書類に記入した。帰宅途中の電車内で「もう4回目だから今度はでてこないだろう」と落胆した。
 就寝前の深夜0時半に携帯を覗いたが、電話はない。「もう今回は戻ってこない」とあきらめていた。翌日、朝6時に出社。すると7時ちょうどに電話のベルが鳴った。交番からだ。バタバタと急走する。財布の中には予想を超える2万6,000円が入っていた。
 なんと!!福岡は天国なのか!!

3.親の葬儀代を踏み倒す

 4日、葬儀屋取材での話。最近は葬儀代をけちる傾向が高まっている。まともな生活をしている階層は、社会的な目を意識して故人への敬愛の念を示す葬儀を行うのに変化はない。ところが市民葬では、自分の親の葬儀代を踏み倒す輩が増えてきているとか。
 市民葬の平均単価は23万円。踏み倒すのは実家に同居している独身の息子が多いようだ。定職に就かずに転職を繰り返し、所帯も持たずに実家に転がり込んだパターンだ。もちろん、住まいは賃貸である。
 市民葬が終わって請求書を送る。2カ月を過ぎても振り込みがないので問い合わせてみると「とてもじゃないが、払えない」という開き直りの返事が。また所在不明のケースもある。半年で踏み倒された件数は6件とか。これからは前金払いでしか受付しないようにするとか!!
 論評はしない。起きている事実だけを伝えた。

 

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