非常電源の点検普及団体「JLA」、発信情報の誤り認め訂正
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非常用発電機の消防点検啓発活動を行う「日本発電機負荷試験協会」(JLA)(本部:東京都中央区、長坂五郎代表)が「消防庁から活動協力を得ている」「非常用発電機が違反対象物公表の対象になっている」など誤解を与える表現を案内文書に記載していた問題で、同協会は誤りを認め4月10日までに文書配布先に訂正文を送り、公式ホームページも修正した。
同協会は発電機の点検の1つである負荷試験の普及、技術者の養成を掲げ、全国でセミナーを開催している団体。今年3月、同協会の配布文書を入手したデータ・マックスは、消防庁に対し「消防庁からJLAに協力したのは事実なのか、また違反対象物公表制度の対象に非常用発電機が該当するのか」と消防庁に問い合わせた。調査を行った消防庁は「誤解を与える内容が多数ある」として、JLAに対し、2度に渡り厳重注意を行っていた。JLAはセミナー参加者に対し、訂正資料とともに「この度は、誤情報を発信しました事を深く反省するとともに、心よりお詫び申し上げます」というメッセージを送信している。
JLAは「消防庁の協力依頼」を謳い、加盟店を募集するほか、加盟店が誤解を与える文書を配布し、営業活動を行っていた。なお、同協会ホームページの記載内容についても、4月6日付で大幅に修正されている。
【東城 洋平】
▼関連リンク
・非常用電源の点検普及団体に消防庁が厳重注意「普及活動の協力依頼はしていない」
・非常電源の点検普及団体「JLA」に新たな疑惑 消防庁「誤解与える表現」関連キーワード
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