イズミ、営業収益7,000億円を突破
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広島や九州で「ゆめタウン」「ゆめマート」を展開する(株)イズミ(本社:広島市東区、山西泰明社長)は11日、2018年2月期連結決算を発表した。売上高に不動産賃貸収入などを含めた営業収益が7,298億5,700万円となり、前年同期比で4%の増収を達成した。営業利益は384億8,700万円(同比7.9%増)、経常利益382億800万円(同比7.1%増)、当期純利益269億3,200万円(同比58.3%増)と高い利益率を残した。
同期は熊本地震の影響で営業休止を余儀なくされていた「ゆめタウンはません(熊本市南区)」が4月に全館で営業を再開したほか、子会社の(株)ゆめマートが運営する「ゆめマート龍田(熊本市北区、ゆめマート楠を改称)」が8月に営業を再開したことで被災した全店の営業を再開。また、昨年4月、カインズやTSUTAYAと出店した新業態の大型複合商業施設「LECT」(広島市西区)、5月には「ゆめタウン江津」(島根県江津市)などを新規出店したこともあり、増収となった。
同社は4月5日に(株)セブン&アイ・ホールディングスとの業務提携を発表したことで話題となった。注目された18年決算も好決算となったことで、今後も注目されそうだ。
【矢野 寛之】
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