TOTO、ゼンリン増収増益、高田工業所は業績予想下方修正
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4月24日、北九州に本社を構えるTOTO(株)と、(株)ゼンリンの2018年3月期決算が発表された。TOTOの連結業績の売上高は5,923億100万円(前年同期比4.4%増)、経常利益は5,437億7,600万円(同12.9%増)、当期純利益は367億9,800万円(同11.6%)と、増収増益となった。中国・アジア住設事業のうち、中国での売上高は716億6,600万円で前期比17.2%増となり、好成績を後押しした。
ゼンリンの連結業績の売上高は613億3,200万円(同6.1%増)、経常利益は58億6,300万円(同29.5%増)、当期純利益は33億3,600万円(同35.5%増)でこちらも増収増益の決算となった。ゼンリンは国内カーナビゲーション用データの販売が好調に推移したことなどが増収増益につながったとしている。一方、(株)高田工業所(本社:北九州市)は同日、18年3月期の連結業績予想を下方修正したと発表した。発表によると連結業績予想の売上高は453億円(前回予想470億円、3.6%減)、経常利益は12億円(同16億5,000万円、27.3%減)、当期純利益5億9,000万円(同10億2,000万円、42.2%減)。修正の理由として工事完成時期が翌期となるものが多かったことや電力設備分野の一部工事で遅延が発生したことなどを挙げている。
【柳 茂嘉】
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