2024年11月25日( 月 )

福岡オフィス空室率 92年以来の2%台へ

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 オフィス仲介大手の三鬼商事(株)が発表した5月時点のオフィスビル市況によると、福岡ビジネス地区の平均空室率は2.87%と前月比0.19ポイント低下。1月に上昇に転じて以来、2カ月ぶりに低下に転じた3月から低下基調で推移し、1992年以来の2%台となった。赤坂・大名地区が前月比0.66ポイント低下したほかすべてのエリアで空室率が低下した。
 平均賃料も空室率の低下傾向に合わせて上昇傾向にあり、坪あたり9,697円と前月比29円上昇、11カ月連続で上昇した。市内中心部では、新規供給が少ないことから品薄感が続いている。

 東京ビジネス地区の平均空室率はわずかに上昇したが、平均賃料は2万19円となり、2009年7月以来の2万円台となった。

【永上 隼人】

 

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