2024年12月22日( 日 )

マリンメッセ隣の新展示場計画 九電工が落札

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 マリンメッセ福岡の隣で計画されている「第2期展示場等整備事業」の入札が行われ、(株)九電工を代表とするグループが95億1,793万円で落札したことが22日、わかった。入札予定金額は95億6,425万円。入札に応じたのは九電工グループだけだった。

 第2期展示場等整備事業は福岡市が推進する「ウォーターフロントネクスト」の一環で行われ、市はウォーターフロント地区(中央ふ頭・博多ふ頭)における「クルーズ」「MICE」「賑わい」が一体となったまちづくりを目指している。とくに、会議場や展示場不足が課題となっていることから、MICE機能強化に力を入れている。

 九電工グループが提案した計画によれば、12月に事業契約が締結され、第2期展示場(地上2階建、延床面積1万1,300m2)が2021年4月、立体駐車場(地上5階建、駐車台数800台)が2020年5月までに供用開始される。
 第2期展示場はマリンメッセ福岡とアーチ状の屋根で接続されるほか、外観もマリンメッセ福岡との一体性を意識した波のデザインとなる。立体駐車場は、スロープ棟や車番認証システムによって円滑な出庫に対応する。
 当事業は、2017年9月13日にも入札を行っていたが、入札参加表明者からの辞退により入札が中止されたが、予算の見直しにより再入札となっていた。

【永上 隼人】

▼関連リンク
・福岡市90億円大型事業で入札中止

■落札者グループ

<代表企業>
(株)九電工

<構成員>
前田建設工業(株)九州支店
(株)サン・ライフ
大和リース(株)福岡支社
(株)久米設計九州支社
(株)旭工務店
占部建設(株)
(株)才田組
協力企業:九州電力(株)
九州メンテナンス(株)
(株)匠建築研究所

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