2024年11月22日( 金 )

金のかけ方が違う!王者マルハン、広告塔に「ジャン・レノ」起用

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▲スローガンは『いいジャン・ジャパニーズ娯楽!』

 全国でパチンコホール「マルハン」を300店舗以上展開する(株)マルハンは、10月から同社テレビCMに、世界的な知名度を誇る俳優、ジャン・レノ氏を起用した。同社はこれまでにも歌手の和田アキ子氏を広告塔にすえるなど、広報活動に力を注いでいる。

 同社は、世界を舞台にエンターテインメントの最高峰で活躍するジャン氏の目を通して、「私たち日本人がふだん意識することのない、この国の大衆娯楽の魅力を再発見していきます」と述べている。

 マルハンは2018年3月期決算(非連結)で売上高1兆5,158億900万円、営業利益274億5,200万円を計上した遊技業界のキング・オブ・キングス。しかし、営業利益率は1.81%と、全国で400店舗以上のパチンコホール「ダイナム」を展開する(株)ダイナムの同10.99%(18年3月期(非連結)、営業利益153億9,300万円)と比較すると費用負担が重いことがわかる。18年3月期比で、売上規模はマルハンの約10分の1のダイナムではあるが、効率よく“稼げている”のはダイナムといえる。

 ジャン・レノ氏のテレビCM出演料は定かではないが、映画「レオン」や「ミッション:インポッシブル」など、多数の有名作品に参加したことで知られる同氏だけに、マルハンはかなりの広告宣伝費をかけたのではないか(原資は遊技愛好者から出ている…。すごいなパチンカー&スロッター)。

【代 源太朗】

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