2024年11月22日( 金 )

宮田学園 農業系大学新設認可諮問へ

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 西日本国際教育学院と国際貢献専門大学校を運営する「(学)宮田学園」(福岡市南区塩原)は、10月末、文部科学省に「国際貢献専門職大(国際貢献学部国際アグリビジネス学科)」の設置認可を申請。柴山昌彦文部科学相は11月7日、2020年度に新設を計画している私立大や専門職大など、宮田学園が申請した計24校(うち九州は2校)の設置認可を、大学設置・学校法人審議会に諮問し、答申は19年8月から10月頃になる見通し。

 同学園の宮田道郎学園総長は「生産、加工、流通・販売までを手がける6次産業(※)を学ぶことができる。世界に向けて、日本の農業の6次産業化、農業ビジネスのリーダーとして。農業で九州の活性化を図り、海外との窓口となる福岡をもりあげていきたい」と話す。
 2020年の開校を目指し、一期生の定員は60名を予定。認可後、新校舎は現在の大学から徒歩5分程度のところに新設予定としている。

【内山 義之】

※農林漁業の6次産業化とは
1次産業としての農林漁業と、2次産業としての製造・加工業、3次産業としてのサービス・小売業などの事業との総合的かつ一体的な推進を図り、農山漁村の豊かな地域資源を活用した新たな付加価値を生み出す取組みのこと。1×2×3=6で6次産業化。これにより農山漁村の所得向上や雇用の確保を目指す

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