2024年11月24日( 日 )

市町村職員向けに情報システム実機体験研修会を開催~ふく電協フェア

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 ふくおか電子自治体共同運営協議会(以下、ふく電協)は1月17日~18日、福岡県下の市町村職員向けに情報システム実機体験研修会(以下、研修会)を開催する。基幹系システムや内部情報管理システムなど各種情報システムの共同調達、共同利用に関する検討をしており、その一環として先進地の事例を学ぶ機会、システムの実機体験の場を提供することが目的だ。

 ふく電協は2002年10月31日に設立され、行政機関への住民票の写しや登記簿謄本などの申請をインターネットで行う電子申請システムや公共事業などの入札をPCで行う電子入札システムなどの導入を推進している。

 今回の研修会では、京都府舞鶴市総務部情報システム課の吉崎豊氏と千葉県船橋市市民生活部戸籍住民課の千葉大右氏を講師に招き基調講演を行う。吉崎氏は「舞鶴市におけるICT利活用の取り組み」、千葉氏は「船橋市におけるBPR(ビジネスプロセスを見直し、再設計する業務改革)の取り組み」について話す。
 また、展示スペースを設け基幹系システムやAI(人工知能)・RPA(PC操作をソフトウェアのロボットにより自動化するもの)関連システムなど64製品を実際に体験したり、協力している企業のスタッフから説明を受けたりすることができる。

 ふく電協の担当者は「座学による研修会などは毎月行っているが、これだけのシステムを実際に体験できる研修会は初めての試み。今後もAIやRPAの導入に困っている地方自治体の手助けをしていきたい」とコメントしている。

【麓 由哉】

■市町村職員情報システム実機体験研修会

<日時>
2019年1月17日(木) 午前10時~午後3時30分
2019年1月18日(金) 午前10時~午後3時30分

<会場>
福岡県庁 3階 講堂

<お問い合わせ>
ふくおか電子自治体共同運営協議会 事務局 
TEL:092-643-3229

<入場料>
無料

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