2024年11月21日( 木 )

オリザ油化、黒ショウガエキス含有サプリで機能性表示食品公表

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 オリザ油化(株)(本社:愛知県一宮市、村井弘道社長)は28日、自社開発原料の黒ショウガエキス「オリザ 黒ショウガエキス」含有の機能性表示食品の届出が公表されたと発表した。

 「オリザ 黒ショウガエキス」は65歳未満を対象にした日常生活のなかで必要となる筋力のサポート機能を訴求した、ソフトカプセル型サプリメント。黒ショウガ由来のポリメトキシフラボンのなかから「5,7-ジメトキシフラボン」と「5-ヒドロキシ-7-メトキシフラボン」の2成分を関与成分とし、作用機序はAMPK(AMP 活性化プロテインキナーゼ)の活性化として、黒ショウガ抽出物による「AMPK活性化剤」の特許を取得している。

 機能性についての根拠資料は自社で行った臨床研究とほかの学術論文2報を基にシステマティック・レビュー(SR)を行った。自社臨床試験の方法は、5,7-ジメトキシフラボンと5-ヒドロキシ-7-メトキシフラボンを含有する黒ショウガエキス-P(100 mg)を4週間摂取。握力と30秒間の立座り試験およびエルゴメーター試験(自転車こぎ試験)を行い、測定した結果、黒ショウガエキス摂取前後の左手握力、立座り回数および消費カロリーが、プラセボ群と比べて有意に改善されているのが確認されている。

 機能性表示食品では「現代生活で低下するものを握る力ならびに加齢に伴って低下する立ち上がる力および自転車運動をサポートする機能があることが報告されています」と表示する。

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