3年連続日本一へ~ホークス、筥崎宮で必勝祈願
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福岡ソフトバンクホークスは30日、筥崎宮(福岡市東区)で2019年シーズンの必勝祈願を行った。筥崎宮には監督・コーチ・選手・スタッフら約180人が訪れ、集まったファンは4,500人に上った。1時間以上前から多くのファンが集まり、監督・選手一同がバスから降りると大きな歓声があがった。
王貞治会長、工藤公康監督、後藤芳光氏(代表取締役社長)を先頭に、選手会長の柳田悠岐選手(外野手)らが「めざせ世界一!」と描かれた絵馬をもって参道を歩いた。
祈願終了後、同宮の絵馬殿で鏡開きが行われ、王会長、工藤監督がファンへの感謝をのべるとともに今年の抱負を以下のように語った。
王会長「昨年は、残念ながらリーグ優勝できませんでしたが、皆さまに支えられて2年連続日本一を達成できました。2016年シーズンも3年連続日本一に挑みましたが達成することができませんでした。今年はぜひ、3連覇をするという強い気持ちをもって戦っていきたい。今年は猪年ですから、やはり目標に目掛けてまっしぐらに突き進んでいきます。皆さまのお力も借りてこの目標を達成したい」
工藤監督「今年のスローガンは『奪SH!(ダッシュ)』。昨年、2位で終わった悔しさを胸に、今年は絶対にリーグ優勝を奪い返すという強い思いをもって戦っていきたい。明日から宮崎に行きますが、厳しいキャンプになると思います。ぜひ、ファンの皆さまには宮崎の方にも足を運んでいただいて選手たちを激励していただきたいですし、我々もたくさんの声援があれば、よい状態でオープン戦を迎えられると思っています。今年は猪年です。『猪突猛進』、開幕から突っ走ってリーグ制覇をし、秋にファンの皆様と一緒に喜べるように頑張ってまいります」
また、王会長は報道陣の囲み取材に応じ、「ここにくるといつも気が引き締まる思い。ペナントレースが私たちの本来の仕事。昨年の日本一におごることなく、スタートダッシュをして優勝に向かいたい。選手らも自らトレーニングを課しており、いい流れがチームにもできている」とコメントしている。
本殿前の最前列で選手たちを見ていた50代男性は、「毎年2時間以上並び、この場所で見ている。必勝祈願が終わると今年も始まったという気持ちになる。今年こそ3年連続日本一を達成してほしい」と話した。
監督はじめ選手、スタッフ、ファンは、ともに3年連続日本一とリーグ優勝の「奪SH!」に向けスタートを切った。
【麓 由哉】
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