2024年11月30日( 土 )

日本とNYを結ぶ多様なアートのチャレンジ拠点、本日よりクラウドファンディング開始

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 ニューヨーク・ブルックリンのゴワナスに構えたコミュニティカフェ&ギャラリー「MIRROR tea house」で行われている、日本の個性的な活動アイテムを紹介してシンクロさせ、日本とニューヨークの空気が混じり合う新しい活動拠点をつくろうというプロジェクト「MIRROR IN THE WOODS」。このプロジェクトは、世界的な建築家・有馬裕之氏が「日本とアメリカの文化が融合する新しい活動拠点を」との思いから2016年7月に法人組織「MIRROR IN THE WOODS.LLC」を立ち上げ、以来、「MIRROR tea house」でさまざまなプログラムが複合的・有機的に組み合わさるように行っている、新たな試みだ。

 今回、有馬氏はこの拠点の改装(展示スペースの設営)と、新たなリカーライセンス(酒類販売許可)の取得のために、本日3月11日よりクラウドファンディングによる資金調達を開始した。
https://readyfor.jp/projects/mirrorinthewoods

 有馬氏は、「ニューヨークでは、大手のファストファッションや高級日本食やラーメンなどにフォーカスが当たるだけの、一過性のイベントのような『日本』が広く知られており、現代のリアルな日本に触れる場所があまりありません。私はニューヨークのなかに、日本からのアートを届けられる拠点があることを知り、自然で手づくり感覚の作品、まだ見ぬコアな視線の作品を紹介し、つなげていくことを進めたいと考えています。これまでの2年間の活動のなかで、より充実した“食事”の要望が高く、今回のリニューアルへの決断に至りました。今回のクラウドファンディングへの挑戦により、今後の『MIRROR tea house』を一緒につくりあげる仲間がまた増えていくことを期待しております」とコメントする。

 ニューヨーク・ブルックリンで繰り広げられている、日本とニューヨークの空気を混じり合わせて新たな価値を生み出そうとするプロジェクト「MIRROR IN THE WOODS」。今後のさらなる挑戦のためにも、今回のクラウドファンディングに、ぜひご賛同いただきたい。

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