2024年12月26日( 木 )

こうや豆腐摂取で「床ずれ」の治癒促進効果を確認

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 旭松食品(株)(本社:長野県飯田市、木下博隆社長)は、凍り豆腐(こうや豆腐)摂取による、いわゆる「床ずれ」にあたる「褥瘡(じょくそう)」の治癒促進効果についての試験を行った。

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 試験は褥瘡状態のラットに対し、体重換算で体重60kgの人が1日当たり1枚分(16.5g)に相当する凍り豆腐(275mg)を摂取した群と摂取していない群とで30日間比較したところ、摂取群のほうが早く褥瘡が治癒することが確認された。

 同社は、「凍り豆腐には褥瘡治癒に対して重要と考えられているタンパク質(レジスタントプロテイン)、アルギニン、亜鉛などの栄養素が豊富に含まれていることが寄与しているのでは」としている。

 試験成果については今年3月、総合医療情報誌「薬理と治療」に掲載されている。

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