博多港ふ頭の新社長に、元福岡市副市長の中園氏

　博多港ふ頭（株）の代表取締役社長に6月25日、福岡市の元副市長を務めた中園政直氏が就任した。また、専務取締役には福岡市港湾空港局の元局長を務めた中村貴久氏が就任した。同日開催の同社株主総会および取締役会において決定したもの。なお、前社長の二宮潔氏と前専務の野中耕太氏は、それぞれ退任した。

　博多港ふ頭は1993年4月、「港湾の管理から経営へ」をコンセプトに、福岡市と港湾関係者が出資し、香椎パークポートのコンテナターミナル供用を機に発足した第三セクター。「香椎パークポート」および「アイランドシティ」のコンテナターミナルを中心としたエリアの港湾運営会社として、コンテナターミナル利用者向けのサービスや荷役機器メンテナンス事業などを手がけている。

【坂田　憲治】