福岡県の社会福祉法人で理事長交代　関西の医療介護グループ進出か

　創設からまもなく30年を迎える福岡県鞍手町の「（社福）鞍手ゆたか福祉会」の理事長が6月末に交代していたことがわかった。3代目理事長だった長谷川正人氏が6月30日に退任、新たに就任したのは、関西地方を拠点とする医療介護グループ代表とみられる。

　鞍手ゆたか福祉会はこれまで創業家が歴代の理事長を務め、介護福祉施設や障がい者福祉施設を運営。職員数は250名、利用者は1,500名を超えるまでに拡大している。長谷川正人前理事長は別法人「（株）ゆたかカレッジ」を設立し、障害をもつ若年層を対象とした4年制の就労支援事業を開始している。

【東城　洋平】