天神中央公園・西中洲エリア飲食施設「HARENO GARDEN(ハレノガーデン)」、8月9日にオープン
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現在、福岡県が公園設置管理制度(Park-PFI)を活用して再整備を進めている、福岡市中央区の県営公園「天神中央公園」の西中洲エリア。そのうち、飲食・休養施設整備事業者として選定されている西日本鉄道(株)(以下、西鉄)が、2棟からなる飲食施設「HARENO GARDEN EAST&WEST(ハレノガーデン イースト&ウエスト)」を8月9日にオープンさせる。
施設名称の「HARENO GARDEN EAST&WEST」は、かつては人々の“ハレの場”としての役割を担ってきた同エリアの象徴である「旧福岡県公会堂貴賓館」の歴史を尊重するとともに、晴れの日の公園で感じるような“爽やかさ”“気持ち良さ”をイメージして付けられたもの。天候や昼夜を問わず、人々がゆったりとこころ晴れるまでくつろげる“都会のオアシス”になるように、との想いも込められている。
施設は那珂川を望む東側施設「HARENO GARDEN EAST」(鉄骨造平屋建、188.15m2)と、西側施設「HARENO GARDEN WEST」(鉄骨造平屋建、153.71m2)の2棟で構成。EAST棟にはソイカフェ&バー「TOFFEE park」のほか、串焼き専門店「博多やさい巻串屋 鳴門」、カフェ&バル「EPID’OR / 一慶」の3テナントが、WEST棟にはベーカリーカフェ「stock」の1テナントがそれぞれ入居する。また、EAST棟では川沿いにテラスを設置するほか、WEST棟では貴賓館を眺めながら飲食が楽しめるよう階段を設置するなど、那珂川の水辺空間と貴賓館を生かした施設となるよう配慮されている。
なお同日、県が再整備を進めている天神中央公園・西中洲エリアもリニューアルオープンする。今回の県による公園の再整備では、これまで園内でうっそうとしていた樹木を整理するとともに、旧県公会堂貴賓館前の広場などを拡充。また、貴賓館との調和を図るため、園路を桜色と白色の御影石舗装に改修するほか、那珂川に架かる「福博であい橋」も桜色の御影石舗装に改修し、夜間には貴賓館や福博であい橋のライトアップも行われるようになる。
リニューアルオープンを記念して、同日午前11時半から正午にかけて県と西鉄とが共催で記念式典を開催。「HARENO GARDEN EAST&WEST」の各施設のオープンは、式典終了後を予定している。
西鉄では「HARENO GARDEN EAST&WEST」以外にも、近隣で「SHIP’S GARDEN(水上公園)」や、ボルドーワイン委員会公認のボルドーワイン専門店「Au Bord d'Eau Fukuok(オ・ボルドー・フクオカ)」、ホテル「西鉄イン福岡」などを運営。今後、各施設合同のキャンペーンやイベント開催なども検討しているといい、「周辺施設を一体的に運営することで、天神の東エリアの賑わいづくりや魅力向上を図っていきたい」としている。
【坂田 憲治】
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