2024年11月22日( 金 )

ライオンズクラブ337-Aへの激励─和田耕司氏より─

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 ライオンズクラブ337-A地区に関し、昨日まで10月8日から3回(ライオンズクラブ337-A地区2リジョンへの檄(前)─和田耕司氏より─)、8月には4回(ライオンズクラブ337-A地区 明るい未来をつくるために)に渡り、実名での情報発信に応じていただいた和田耕司氏。

 337-A地区、そして和田氏自身が所属する地区内2リジョン(R)の将来について、丁寧かつ、心が込められた提言を当サイトに寄せていただき、改めて感謝の意を表する。

 実名での発信については、和田氏に対する、罵詈雑言などの「圧力」があったという。他方「ライオンズクラブ337-A地区の連載が再開したことは、とてもすばらしい。引き続き連載してもらいたい。和田さんは勇気あるライオンズクラブのメンバーだ」とする旨のご意見も届いている。

 そんななか、和田氏本人からライオンズクラブへの激励と、今年12月で長きに渡ったライオンズクラブの活動を「“卒業”する」旨の連絡があった。それらの内容を以下に記す。

 私は1972年(昭和47年)に、福岡ライオンズクラブに入会いたしました。

 当時のメンバーは地元福岡の政財界に通じるセレブリティの方々ばかりで、当時若輩の身であった私は分不相応と感じ、一度は退会する意思表示をいたしました。それでも、ライオンズクラブ入会を勧めてくださった方々から「君の得意なスチール写真撮影や映像制作を活動にいかしてみてはどうか」と諭されまして、ライオンズクラブの活動を続け、今日に至りました。それからは、写真や映像制作を中心とした活動で奉仕させていただきました。その活動の御縁で、我が国を代表する写真のプロから学ぶ機会を数多くいただきました。そして、ライオンズクラブの活動を通じて公私とも充実した楽しい人生を歩み、築いていくことができました。元国際理事・元ガバナーの諸先輩、そして同じ志の朋友─―ライオンズクラブでたくさんの同志ができて本当に幸せでありました。

 走馬灯のように、楽しかった想い出が蘇り、安寧に終わりたいと思う私も幾星霜の齢を重ねて85歳となりました。近頃は心身とも若干の不調をきたすようになりました。

 ライオンズクラブ在籍45年、令和元年12月末をもってライオンズクラブの退会を決心いたしました。
 たくさんのメンバーの友情とご厚情に心より感謝いたします。ありがとうございます。
 私の人生の一柱は、ライオンズクラブの活動でした。
 多くの先輩や朋友は、幽明境を異にする人となりました。

 これからは、より健全で楽しいクラブ運営、メンバー一人ひとりの声に耳を傾けて、活動に反映させる、メンバーより慕われるガバナーの誕生を切望して止みません。わが地区幹事および地区役員を私的に利用するガバナーは、必要ありません。どうか、自己顕示欲の塊で私的な欲望を満たすためのガバナーは、選ばないでください。ライオンズクラブは、本当の社会奉仕精神に溢れる奇特家の集まりです。つまり、私欲を捨てて無私の心で奉仕活動を行うことが原点です。ライオンズクラブ創設者のメルビン・ジョーンズ氏の設立理念を心に刻み、奉仕活動を実践していただき、そして理念を体現するガバナーを選んでください。

 最後に、皆様方のご健勝とご多幸、事業のご発展を心より祈願し、お別れの挨拶にさせていただきます。長年に渡り、支えていただきありがとうございます。

 和田氏のますますのご多幸とご健勝を心からお祈り申し上げます。

【河原 清明】

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