成長を続ける福岡で、ともに未来を『創る』 社業と社員の成長を育む環境を
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総合建設業
(株)真和工務店年間4%の変化を受任
(株)真和工務店は1979年1月に創業(85年5月法人化)した社歴の比較的長い総合建設企業である。創業41年目であるため社歴が比較的長いと申し上げたが、その根拠としたのは企業の平均寿命。すなわち企業が創業して倒産するまでの期間だ。東京商工リサーチによると、「2018年の建設業の平均寿命は24.2年」だったらしい。
建設業によらずとも昨今のIT化や技術の目まぐるしい進歩によって、急激な環境の変化は地域社会での企業の在り方をも大きく変え続けている。一昔前まではすべての企業活動の3%/年を新しいことに置き換えることを1つの指針としていた経営者も多くいたのではないだろうか。すなわち、10年で30%の変化、33年間でほぼ100%が入れ替わることによって企業は存続できると言われてきた。
少々荒っぽい言い方にはなるが、先に述べたように建設業の平均寿命が約25年だとすると、存続させていくためには年間4%の変化を地域社会のニーズから受任していかなければならず、4%の変化を受任し受け入れていくことは決して容易なことではない。
あらゆる施設を『創る』
そのような不安定さを増した経営環境の現代において、代表取締役社長の豊嶋秀一氏は経営者としての鋭い感性を武器に、そして自らを変革していくために、2018年1月、博多駅からも福岡空港からもわずか一駅(最寄駅は地下鉄東比恵駅)という好立地に本社を移転させ、お施主さま、協力企業さま、ならびに社員の利便性を向上させた。
本社移転後の直近の決算でいえば、18年4月期には売上高28億3,699万円、当期利益8,983万円、翌年19年4月期には売上高24億5,543万円、当期利益3,213万円であった。14年以前には売上高が10億円にも満たない規模であったことを考えると、変革型リーダーシップを経営の軸とした豊嶋社長の采配が功を奏していることが決算上でも見てとれる。今ではあらゆる分野の施設を『創る』技術力のある建設会社として、クリニック、調剤薬局などの「医療施設」、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホームなどの「高齢者介護施設」、幼稚園、保育園、障がい者施設などの「福祉施設」、そして「商業施設」、共同住宅や事務所ビル、工場などの「多種多様な施設」を建設している。
個人の経験を組織の経験に
豊嶋社長は「当社は『可能な限りどのような工事も請け負わせていただける会社になること』を目標に掲げています。人と技術の多様性がさらなる事業の堅牢性と発展性を高めてくれることと思います。当社が長年築いてきた信頼と実績により、規模の大小もさることながら、多種多様な『施設』の建設が可能になり、今後は環境の変化による新しい息吹を取り込みながらも、個人の経験を組織の経験として積み上げていける環境を、いかに社内外で作り上げていけるかが課題です」と今後の目標と経営課題について語っている。
私たちが生活している地域社会で、多様化し変化し続ける環境に自然と向き合い、抗うことなく、“ともに未来を『創る』”ことを、社業と社員の成長を育む環境を通して実践している豊嶋社長のさらなる活躍に期待したい。
<COMPANY INFORMATION>
代 表:豊嶋 秀一
所在地:福岡市博多区榎田1-2-18
設 立:1985年5月
資本金:3,000万円
TEL:092-452-8855
URL:http://www.shinwa.ne.jp関連キーワード
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