新型コロナウイルスが直撃~日経平均株価2万3,000円割れ
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【表1】を見ていただきたい。本日(30日)の東京市場における日経平均株価の推移表である。
~この表から見えるもの~
朝方取引を終えた29日のニューヨーク株式市場におけるダウ平均株価は、前日比+11.60ドルの2万8734ドル45セント(+0.04%)と小幅増で取引を終えた。(出来高3億2,294千株)
その流れを受けて、東京株式市場における30日の日経平均株価の始値は、前日比▲94円82銭の2万3,284円58銭と小安く取引が始まったが、その後大幅に値を下げ、前場の日経平均株価は前日比365円80銭安の2万3,013円60銭と、何とか2万3,000円台で踏みとどまり取引を終えた。
しかし後場に入ると下げが加速し、一時前日比▲486.45円の最安値を付けたものの、やや値を戻し、終値は前日比▲401円65銭の2万2,977円75銭(前日比▲1.72%)で、今日の取引を終えている。
【表2】を見ていただきたい。九州地銀の株価推移表である。
~この表から見えるもの~
東証一部上場の九州地銀7行(含むFG・FH)のうち、プラスは九州FGだけで前日比+3円の458円(前日比0.66%増)となっている。
・大きく値を下げたのは西日本FHで前日比▲9円の719円で▲1.24%。以下、佐賀銀行は前日比▲19円の1,539円で▲1.22%。北九州銀行を傘下に置く山口FGは前日比▲8円の661円で▲1.20%となっている。
<まとめ>
【表4】を見ていただきたい。日経平均株価は19年10月15日に2万2,000円台。11月5日に2万3,000円台。12月17日に2万4,000円と順調に推移していた。翌18日からは2万3,000円台で推移していたが、今日1月30日、2万3,000円台割れとなった。米中の貿易摩擦だけでなく、新たに新型コロナウイルスが加わり、日経平均株価を直撃している。はたして、日経平均株価が再び値を戻す「春」はいつ来るのだろうか。
【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】
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