2024年11月22日( 金 )

【定点観測】東京・午前8:00~マスク着用率は…

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 連日、新型コロナウイルスに関する情報がテレビやネットなどを通じて報道されている。しかし、さらなる感染拡大が危ぶまれるなか、有効性が証明された治療法はまだ見つかっていない。ワクチンの開発はまだ先の話だ。

 感染対策として推奨されているのは、呼吸器の衛生、咳に対するエチケットを含む予防策の徹底。まめなアルコール消毒、空気清浄はもちろん、外部からの侵入を防ぐ手段として、マスクの着用も効果的とされる。

 都内ではマスクを着用する人の姿が多く見られるようになった。下の写真は、今朝の通勤時(午前8時ごろ)のものである。地下鉄丸ノ内線・中野坂上駅を降りて改札に向かう乗客のおよそ半数がマスクを着用していた。

 都内の某コーヒーショップには以下のような張り紙が店内に貼ってあり、マスクをした従業員の姿が確認できた。

 下の写真は、午後0時半ごろの新橋駅日比谷口改札と西口(SL広場)周辺の様子である。昼時には多くのビジネスマンでごった返すエリアだが、マスクを着用している人の姿はまばらな印象に見受けられた。しかし、お昼時に入った飲食店では、マスクを着用して接客や調理を行うスタッフの姿が―以前ならマスクを着用して接客することが「相応しくない」と捉えられていたが、今や感染防止策として当たり前に見られるようになった。

 エリアや時間帯によってばらつきはあるものの、マスクを着用している人を見かけない日はなくなったと言っても過言ではない。さらなる感染拡大が懸念される新型コロナウイルス。個々が他人事ではなく、常日頃から正しい情報を入手し、適切な予防策を講じることが求められる。

【長谷川 大輔】

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