東京都内のパチンコホールが次々と臨時休業を表明

　新型コロナウイルスの感染拡大にともなう、東京都からの週末外出自粛要請を受け、都内で営業するパチンコホールが次々と4月4日（土）・5日（日）の臨時休業を表明している。
　なかでも、ホール運営大手の（株）マルハンは、都内15店舗以上を休業させるなど、相応の損失が避けられない決断を下した。外出自粛要請中にもかかわらず、朝からホールに行列ができる様子がSNSやメディアで拡散されたことによる、世間の「パチンコ・スロット」に対するイメージ悪化も、決断の背景にあったものと考えらえる。

　マルハンのほかにも、「ダイナム」「エスパス」「キコーナ」など、都内で営業中のホール40店舗以上が今週末の臨時休業を決めている。

　各ホールは新型コロナウイルスへの対策として、社員に対し、体温が 37.5 度以上の者、咳が止まらない者など、体調不良者の出勤を禁止。また、来店客の安全確保のため、一部遊技台の稼働を停止することで間隔保持を行うなど、さまざまな取り組みを行っている。

【代　源太朗】