2024年12月21日( 土 )

【九州南部豪雨】スーパー各店舗に影響 支援物資も届く

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 梅雨前線の停滞による九州南部を中心とした豪雨の影響で、スーパーマーケットなど小売店舗で影響が出ている(7月7日時点)。

 イオン九州では7日時点で、「イオン小郡ショッピングセンター」が営業を見合わせた。「イオン大牟田店」が営業時間を午前10時から午後5時までとしたほか、「イオン錦店」「イオン日田店」は午前10時から午後6時までの営業と発表した。

 イオンは4日、熊本県八代市からの依頼を受けて八代市役所に衣類や履物、不織布、 除菌ウェットティッシュ、衛生用品、ペットボトルのお茶など1,584品を届け、5日には八代市総合体育館にパン500個、八代市役所に衣類・履物424個、衛生用品など152個、お茶500ml1,008個、合計2,084個を届けた。

 6日には内閣府からの依頼を受けて、九州南部豪雨に対する支援物資「レトルトご飯、缶詰、レトルトカレー各1万個など」を熊本県上益城郡にある「グランメッセ熊本」に届けている。また九州電力の災害時における相互支援に関する協定に基づき、 イオン八代店の駐車場約130台分を電力復旧の拠点設営用のスペースとして提供している。

 イズミは「ゆめマート人吉店」が一時休業しており、サンリブグループは4日時点で「マルショク芦北店」「マルショク人吉店」を臨時休業。ハローデイは7日、「ハローデイ国分店」の閉店時間を午後8時に早めた。

 熊本地場有力スーパーのロッキーでは「ロッキースーパーストア芦北店」が休業。人吉市を拠点とするイスミ商事では、中核店舗の「イスミ本店」が浸水しており、しばらくの間休業すると発表している。

【小山 仁】

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